◆誰もが知りたかった投資テクニック

(2009/09/18)

リーマン・ショックから1年

世界の株式市場は、上昇基調に転じ、リーマン・ショック直前の水準を上回ってきています。とりわけ中国をはじめとする新興国の株価上昇に力強さを感じます。

一方で、回復が鈍いのは、米国、日本、欧州等の主要国。中でも米国、日本の出遅れが目立ちます。日本を代表する株価指数である日経平均株価と、米国ダウ平均は、ほぼ同じような推移をしています。

しかし、そのダウ平均にしても、9月に入ってからは続伸。7月の年初来高値を更新し、回復基調が鮮明になっています。

したがって、日本株だけが、世界の株式市場の成長、回復から取り残された格好であり、出遅れが顕著になってきています。

その要因としては、為替市場において円高が鮮明になっていることが主要因でしょう。米国の乱発により、ドルの下落が進む中、相対的に円高が進行しています。

円高が進むことは、輸出関連企業の収益を圧迫することに直接的につながるため、自動車、電機等、日本の主力企業の株価の頭は抑えられる格好となっていますね。

具体的には、リーマン・ショックにより大きく企業業績を悪化させた昨年度の第3、4四半期に対して、今期の業績は、回復するという見通しが大勢を占めており、とりわけ、慎重な業績予想を立てている企業については、今期の第2四半期以降、大幅に上方修正してくる期待から、株式が買われ、春から夏までの上昇相場につながっていました。

しかし、業績見通しを立てる上での前提条件となる為替水準については、1$=95円程度を見込んでいる企業がほとんどであったため、それ以上の円高は、直接収益を圧迫してしまい、結果として上方修正どころか、下方修正の可能性まで出てきてしまっています。

また、民主党による新政権が発足しましたが、世界からの評価としては、経済成長に対する具体的な戦略が見られないとして、失望感も出始めています。

はたして、日本株だけが世界から取り残されてしまうのでしょうか・・・

過去の投資テクニック紹介
■リーマン・ショックから1年
■上昇相場は一服
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■日経平均チャートの見方・・・その?
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■PERとPBR
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■PER(株価収益率)
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