水:ゆいの一喜一憂

(2005/09/28)

おばちゃまの教え

『ゆい〜天井で売るにはどうしたらいいのさ?』

と、よく聞かれる・・・

私はかつて『天井では売るな』と教えられた。優しいおばちゃま相場師の教えでござる。

いつものデーハー(死語か?)なスカーフをまとって、おばちゃまはやって来る。あたいが師匠と慕う、対面売買のお客さまだ。

例のごとく、私は、ありえないざーな質問をお客さまにしたのだった。

ゆ  い
『最高値で売るにはどうしたらいいんでしょうかね?』

おばちゃま
『あなたね。だめよそんなこと言ってちゃ。天井で売ったら、その株を買った人はどうなるの?』

ゆ  い
『へ?・・・』

まいったじょ。私は当時、個人的に売買は出来なかったが、仮に私が天井で売れば、買った人は損をする。

おばちゃまは続けた。

『私の株を買ってくれてありがとうって思わない?』

『だって、私の株を買ってくれる人がいたから、私は儲かるんだから。』

『自分の株を買ってくれた誰かにも、少しは儲けさせてあげなきゃ。』

『だから、決して天井で売ってはダメなの。』

しびれた!なんて優しいのだろう。

人それぞれ相場観は違うだろう。そんなの甘いと言われるかもしれない。相場は戦場だという現実もイヤというほど味わった。

でもね、だからこそ、私はその言葉を忘れないよ。

“頭と尻尾はくれてやれ”なんて、もっともらしい格言でくくってしまえばそれまでだけど、ほんとは、

『それぐらいの気持ちでやらなきゃ、資産を無くすわね』

『自分が売ったあと、その株が上がっても悔しいと思わなければ、高値を追ったりしないし、冷静に次のトレードに乗り換えられるものよ』

と、おばちゃまは伝えたかったのだ。

とても素敵な人だった。今でも元気に相場の波乗りを楽しんでいらっしゃるだろう。

わたしは、おばちゃまの優しい目を決して忘れない・・・

以来、私はその教えを守ってきたつもりでござる。

ゆえに自分が売ったあと、その株が上がっても悔しくない。ほんとか?(;^_^ぽりぽり・・・まあ、それは置いといて・・・

先日も、もと同僚の友人から、同じようなことを聞かれた。私は当時のおばちゃまと同じように答えたのだが・・・

もと同僚
『なんかさ〜、その話、あんたが言うと、いまいち説得力ないよね』

ゆ  い
『んん?なぜじゃああああ〜〜この!』

どうもレベルが違うと言うか、おばちゃまとの格の違いを思い知ってしまう今日この頃なのでござる。

どうせ、あたいは修行がたらんさ!ちぇ 

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