金:バブルのエピソード

(2006/03/24)

夜討ち朝駆け

バブルの頃の証券営業というと、

「夜討ち朝駆け」

といわれましたが、実際にそういうことはあったのか?とよく聞かれます。

結論から言うと、事実です。自分もそうですが、証券マンなら誰でも一度くらいはそんな経験を持っているのではないでしょうか。ただ年がら年中「夜討ち朝駆け」をしていたわけではないのですが。

「何をやってもうまくいかない」とか、「とにかく結果がほしい」ときなど、そういうことをすればもしかしたら「注文が取れるかもしれない」と思って、じっとしていられずに「夜討ち朝駆け」のような行動をとってしまうこともありました。

ただ、「夜討ち朝駆け」されるお客さまのほうもたまったものではないですねー

アポイントなしで、客先に足を運んでも、会えることなんかそうそうない。ほとんどは留守か門前払いです。注文が取れる可能性はほぼゼロ。行く前からそんなことはわかっています。

映画やドラマで一度は見たことがあるシーンのように、普段は会ってもくれないBigな投資家が、朝早く家の前で待っていると、億単位のお金を用意していて、注文をくれて、買った株が天井知らずに上がって・・・

そんなことはあるはずがありません。

なのに、どうしてそういう行動にでるのかといえば・・・

それは、お客さまに教えてもらうためです。

夜中や朝に行ってもお客さまは会ってくれない。夜中や朝に会いに行くことは、お客さまの立場ではなく、証券マンの都合なのです。それでうまくいくはずはない。

そんな当たり前のことを、身をもって確認しに行くのです。

そしてそれは、マーケットも同じ。こちらの都合のいいようにマーケットは動いてはくれないものなのです。

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