金:バブルのエピソード

(2006/04/21)

新設店舗

研修終了時の辞令交付で発表された配属先は・・・「部店支援部」という聞きなれない部署。支店配属じゃないのかな、本社勤務かなーと、ちょっと期待をしたのですが、そんなに甘くはありません。

4月オープンの新設店舗。それも東京のど真ん中一等地です。

自分と一緒に配属されたのは、9名。前年からスタートの男女雇用機会均等法によって、当時流行の女性総合職、すなわち、女性の証券マン1名が注目でした。

配属先の初出勤日、いよいよ社会人としての本当のスタート、気が引き締まったのを今でも覚えています。

支店長、営業課長、先輩営業マン、店頭のレディさん、事務・・・30人くらいのメンバー。新設店舗らしくビルもピカピカの新築。何もかもが新しく、自分にとってはすべてが初めて、新鮮でした。

バブル絶頂期の都内の新設大型店舗。会社の期待も大きく、ビルの3フロアを借りていて、1Fには今では当たり前ですが、当時としては珍しい、オンラインPC端末が設置してあり、お客さまが自由に投資情報を検索することができるコーナーがありました。2Fが営業フロア。ゴージャスな支店長室、VIP用の応接がありました。

3Fには支店自慢の大会議室があり、100名弱が入れる規模で、投資セミナー等が開催できました。気になる家賃は、ワンフロア600万円。なんと一ヶ月1,800万円でした。今では考えられません。

自分たち新入社員の配属と、ビルへの入居がちょうど重なっていたのです。

それまで先輩たちは、このビルができる2週間前の4月1日からこの支店に配属になり、開設準備室としてビルのすぐ裏手に仮事務所を構え、そこから近隣の企業、富裕層の資産家に新店開設の挨拶に回っていました。

店頭の顧客窓口のレディさん、事務の女性は、半分以上が自分たちと同じ新入社員。同期入社です。いわゆる一般職なのですが、自分たちのような長期の集合研修はなく、既に先輩営業マンと一緒にあいさつ回りや業務をこなしていて、ちょっと焦りを覚えたものです。

支店長の挨拶があり、それぞれ自己紹介。管理職、先輩営業マンたちは、全国各地からの猛者ぞろいで、選りすぐりのエリート。同期もみな一流大学出身、個性的なライバルたち。

いよいよ、新しい、第一歩のスタートです。

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