金:バブルのエピソード

(2006/07/21)

言っておけばよかった・・・

証券マンをやっていて、悔しいと思うときがあります。

それは、奨めていた銘柄が下がってしまった、とか損させてしまった、といったときもそうなのですが、最も悔しいのは、お客さまの方から「どうして言ってくれなかったの・・・」というお言葉をいただいたときです。

証券マンはふだんから、電話、訪問等で相手に嫌われるくらい情報を提供し続けています。新規開拓の電話営業、訪問活動、銘柄についての情報提供、マーケット概況、売り時買い時の案内、公募増資のお知らせ、投信の勧誘、確定利回り商品のお勧め、税金の知識に関するご案内・・・

ありとあらゆる情報を発信し続けています。もちろん商売がとりたいからなのですが、それ以上に、よい情報を提供することで信頼していただきたい、お客さまから「おかげで儲かったよ」といった言葉をいただきたい、というのが最も嬉しいからです。

ところが、悪い相場が何日も続いたりすると、ふだんこれでもか、というくらい連絡を取っているお客さまに対しても、「買いましょう!」というその一言が言えなかったりします。毎日毎日「そろそろ買い時ですよー」みたいなことを言い続けて、そして下がって・・・繰り返しているうちに、言えなくなくなってしまうのです。毎日聞かされてる、お客さまの方もきっともう同じ事聞きたくないんだろうな、なんて・・・

そういうときが、本当の意味で「底」なんでしょうか。ドスンと急降下してくると、次は反騰・・・わかっているのですが、これがなかなか言えません。

NYが騰がって、朝寄り付きが高く始まってから電話をしても、遅いんですよね。

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