月:システムトレード講義

(2007/10/15)

☆マーケットのテクニカル秘録☆

第13回特別講義☆デイトレーディング1

「マーケットのテクニカル秘録」
P331〜360

◎講義目的◎

デイトレーディングの壁

日々の業務を簡素化することは、じっくりとトレーディングシステムについて考える時間を作ることを意味します。考える時間が多いほうが有利であることは言うまでもないことです。是非、これを機会にデータ更新の基本をマスターして下さい。

◎講義内容◎

「マーケットのテクニカル秘録」第4章デイトレーディングを読んで、簡単にまとめてみました。著者はデイトレーディングに否定的なようです。以下は、デイトレーディングの問題点です。

『頻繁な売買により、無駄なコストや多大な労力を費やしてしまう』

デイトレーディングはどちらかと言えば、上級者向きではないかと思います。というのは、コストというのは本当に嵩むものだからです。(笑)

最近では、システムを販売したり、自分の投資スタイルを売り出したりする方が大変多くなりました。公開されているトレーディングシステムは滑らかな上昇曲線ばかりで、あたかも、これからずっと儲け続けるように見えてしまいます。

しかし、

「手数料は微々たるものですので、検証結果に手数料は考慮していません。」

「現在の手数料は、たかが●●円ほどですので気にする必要はありません。」

と言っている方には要注意!

ミスをせずに、システムどおりに売買をして(自動売買でもミスはあります)、奇跡的にスリッページがなかったとしても、手数料は確実に取られます。つまり、これは最低限のコストですので、引いていないほうが不自然なのです。

「ブローカー毎で手数料は違うので、手数料は考慮に入れていません。」という言い訳にも納得しないで下さい。ここは、業界の標準手数料を見積もってでも計算に入れるべきだと思います。

長期投資になるにつれて手数料の影響は薄くなっていきますが、売買回数が多い取引で、手数料を考慮に入れないで済むということはまず考えられません。手数料は最低限の取引コストで、手数料以外にも様々なコストが存在します。

ギザギザ損益曲線よりは、滑らか損益曲線の方が見映えが良いに決まっています。パフォーマンス結果は、自分のほかに誰も判定することができませんので、過大評価されているのは当然なのです。

当然であるからこそ、良心的に、より現実的に結果を表示するべきなのです。そうでないと、最も大事なことである『信頼』を得ることはできないというわけです。

宣伝であるために、手数料を引いていないのは理解できるとしても、実際のところをそのシステムの作成者に問い合わせしてみることを強くおすすめいたします。良心的な方は、ちゃんと対応してくれますし、トレーディングを理解している方で上記の答えが返ってくることはまず、ありえないと思います。

トレーディングシステムの検証をしてみるとわかりますが、適当に売買をしているとまず勝てません。絶対的に有利であるというポイントでエントリーをし、絶対的に有利であると思われる期間だけポジションを継続し、絶対的に有利であるうちに手仕舞いをすることで、はじめて利益が出るものなのです。

天賦の才で、高いコストに打ち勝っている裁量のデイトレーダーは本当にすごいと思いますね。

というわけで、デイトレーディングは上級者用ということで、著者はデイトレーディングではなくスイングトレードをおすすめしているようです。スイングトレードの方が、トレーディングに適している銘柄が多いですし、コストも小さく、労力も少ないからということですね。

逆にいえば、銘柄を適格に選定することができ、コストや労力を抑えることのできる環境であればデイトレーディングがいいと私は思います。ポジションを翌日に持ち越さないのは精神的にも安定しますし、なんと言っても回数が多いですので統計学的にも安定した取引となるからです。

○アウトライン○

第4章 デイトレーディング

・イントロダクション

・「ハイ・マム」システム

・市場間ダイバージェンス、オハマの3-Dテクニック

・ケインの%Kフック

・ストキャスティックスを使った1分足チャート

・ピボットポイント

・寄り付きのギャップ

・RSIダイバージェンス

・シベットノ「ナイフ」システム

・ストキャスティックス・ダイバージェンス

・スイングリバーサルとストキャスティックス

勉強には、一冊の本を熟読することが大切だと思います。

◎講義まとめ◎

取引コストに打ち勝っているかどうかの目安は、「平均損益」項目を見てみましょう。

以上で、集中講座第2弾は終了です。お疲れさまでしたー

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