◆誰もが知りたかった投資テクニック

(2010/03/25)

第一生命保険上場の効果その2

第一生命保険上場がいよいよ来週(4/1)に迫ってきました。

前回第一生命株式上場をきっかけに、それまで株式投資を行ったことのない個人が、証券市場に参入するきっかけになるのではないかと説明しました。

前回は、単純に個人金融資産の割合についての数字上の説明でしたが、今回はもう少し個人の立場にたって考えて見ましょう。

株式投資を行う、具体的にはを保有する(株主になる)と、の魅力をさまざまなことで実感することになります。このことは、株式投資を行ったことがないと経験できないことです。

では、具体的にどういうことでしょうか。

ひとつには、経済株価について関心が高まるということです。

株価は日々変動します。貯金とは大きく異なる点ですね。

したがって、を保有すると、持っている価格が気になってしょうがありません。それは、そうです。自分の財産なのですから。

すぐに売って儲けようとか、安くなったら買うぞ、という行為を起こさないまでも、上がればうれしいし、下がれば悔しいものです。

すると、日々変化する株価が、どのような理由で変化するのか、知りたくなるものです。

そのため、それまでは無関心だった、経済ニュースや為替、海外の市場動向、企業の新商品の発表や不祥事・・・そういったことに関心が向くようになります。

そして、それらの出来事によって、株価はどのように変動するのかが、だんだんわかるようになってきます。

知らず知らずのうちに経済に関する知識が身についていくのです。

貯金を預けているだけでは、関心があるのは、せいぜい郵貯等の利回りに関するニュース程度。それも、なぜ金利が変動するのかの本質までは意識が向かないのではないでしょうか。

二つ目は、を保有するとその企業に対する関心が非常に高くなります。言い換えると、愛着が沸くようになります。

を保有する、すなわち、発行会社の株主になる、ということなのですが、人間の心理として、ちょっとした優越感を抱きます。

とりわけ、半期もしくは年に一回、配当金株主優待を受け取ったときなどは、株主としての特別な待遇を満悦することになります。

同じような製品、サービスを受けるならば、当然を保有している企業のほうを選ぶようになるだろうし、TVCMや広告などでその企業をみると、なんとなく応援したくなったりもします。

もちろん株価が下がり、大きな損をかかえてしまうと、優越感などとは言っていられないのですが、売買益を追求せず、長期保有を前提とした投資であれば、多少の値下がりは目をつぶれるのではないでしょうか。

上記二つの事例以外にも、の魅力はさまざまですが、株式投資を経験したことのない多くの日本人はこれらの魅力を経験していません。

少なくとも、第一生命保険株式上場をきっかけに、株式投資デビューする個人が150万人います。

身の回りの人に問いかけてみてください。あなたはをやったことがありますか?

日本では、100人中8人しか株式投資をやっていないといわれています。およそ1,000万人ですね。

残りの9割強、すなわち、1億人超の国民は上記の魅力を知らないのです。

第一生命保険に続き、東京メトロ日本郵政等が株式上場を計画しているとの噂があります。

これらをきっかけに、より多くの日本人が株式投資を行えば、必然的に株価は上昇していくのではないでしょうか。

過去の投資テクニック紹介
■第一生命保険上場の効果その2
■第一生命保険上場の効果
■相場の様相が変わってきた・・・
■日本株だけが取り残される
■リーマン・ショックから1年
■株式投資の始め方

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