華僑・中国人投資ノウハウ「チャイナマネーを追え!」【第5章】:最新号(無料)

第5章:海外不動産入門☆その他の国・地域編

第13回

■イギリス(3)

ここで、ロンドン不動産投資の魅力を整理してみましょう。

● 強い住宅需要(安定した賃貸マーケット)

世界でも有数の金融都市であり、海外からの留学生も多く、歴史的に賃貸需要が強い一方、ロンドンの市街地は開発余地が限られています。近年、テムズ川沿いのウオーターフロントの再開発(ドッグランズのカナリーワーフが典型)も進められていますが、高級コンドミニアムが多く、強い賃貸需要を吸収するに至っていません。

●低い税負担

キャピタルゲイン課税はありません。地方税や固定資産税に相当するCouncil Tax は、テナント負担で、オーナーの支払い負担はありません。

●ポンド安

外国人投資家は、現在のポンド安(円高)のときに不動産を購入しておけば、今後ポンド高(円安)になった際に為替益を得ることができます。

2000年から2010年9月までの対米ドル、ユーロおよびポンドの円為替相場の推移を比較してみると、一目瞭然で、ポンドが過去の相場から最も円に対して下がっています。2007年7月には月平均で1ポンド=247円であったものが、この3年間で約45%の下落となっています。

昨今、円高が進み、2010年9月14日、円が15年ぶりに対米ドルで82円台をつけて大騒ぎになりました。この10年間で見てみると、米ドルの対円での下落幅は、2002年2月につけた1米ドル=133円からの約37%です。ドルに比べ、いかにポンドが急落しているかがわかります。今後の相場次第ですが、中長期的に円安が予想される中、為替益を狙うなら、ポンド資産は狙い目だと思います。

●ローン

外国人(非居住者)でも不動産購入に際して銀行ローンが利用できます(物件価格に対して最大70%も可能)。金利は4%前後と低く、レバレッジを活用できるメリットが大きいです。

●オリンピック効果

ロンドンオリンピックに向け、インフラ整備による景気浮揚効果や賃貸需要増が期待でき、これらが不動産価格の上昇につながる可能性があります。

●海外からの資金の流入

チャイナマネーをはじめとする海外からの資金の流入が期待でき、さらなる不動産価格の上昇が見込まれます。歴史的には、ヨーロッパ各国、アメリカ、ロシア、中東からの投資マネーがロンドン不動産の牽引役をしてきましたが、昨今は、アジア通貨高を背景に、チャイナマネーをはじめ、アジアの投資マネーがその役割を担い始めています。

●留学需要

世界でも有数の大学が集中するロンドンは、中国を中心に、アジア富裕層の子弟の留学先として、アメリカの諸都市と並び、非常に高い人気を得ています。子弟の住宅という目的で住宅を購入する動きは根強くあります。

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