華僑・中国人の投資ノウハウ「チャイナマネーを追え!」【第2章】:第7回

第2章:世界に飛び出すチャイナマネー

第7回

■中国が積み上げた外貨準備

それでは、「世界の工場」として、どれくらい中国は外貨を獲得してきたのでしょうか。

改革開放後、ほとんどなきに等しかった外貨準備高は、1990年以降、加速度的に積み上がっていきます。

1996年に1,000億米ドルに到達し、1997年のアジア通貨危機の影響を受けて一時的に上昇率は低迷したものの、2000年以降、外貨準備高は、年率20%以上の上昇率を維持しています。2001年末、中国がWTO(世界貿易機関)に加盟したことは、さらなる外資誘致と外貨準備の積み上がりに寄与したと思われます。

2006年に中国の外貨準備高が、日本のそれを抜いて世界一の規模になったことは、記憶に新しいことでしょう。なお、2009年末段階の中国の外貨準備高は2兆3,992億米ドルで、世界第2位の日本の倍以上の規模でしたが、今年に入っても世界一の輸出競争力を背景に、積み上がり続けています。

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