華僑・中国人投資ノウハウ「チャイナマネーを追え!」【第3章】:第5回

第3章:日本を買うチャイナマネーの実態

第5回

■北海道の森林を買い漁るチャイナマネー

ところで、心の奥底で潜在的に日本の不動産にあこがれや魅力を感じているのが中国人だとしても、我々がビジネスとして、彼らに実際の日本不動産の投資物件を案内していると、やはりそこには、単なるあこがれ気分では片づけられない、チャイナマネーのしたたかさ、商魂のたくましさを感じざるを得ません。

先日もあるテレビ番組で、中国人が北海道の森林を買い占めているというトピックが放映されていました。今や日本の地方の山林など、価格的には二束三文で買えるのが現実です。その安い日本の山林が、実はグローバルな視点で見ると、大きなビジネスチャンスにつながっているというのです。

そこを見逃さないチャイナマネーはさすがです。

本来であれば、そうした視点は、そこに住む日本の地方の方たちこそ、持っていなければいけないのでしょう。しかし、疲弊する日本の地方には、そんなグローバルな視点で、自分の土地を見つめる人はほとんどいないのが現実です。

番組によると、これからの時代、世界的に森林資源は大きなビジネスチャンスになるとのことでした。森林が持つ木材資源、水資源、さらに、二酸化炭素排出権など、森林資源は、「環境」というキーワードを中心にして、非常に付加価値が大きいということが世界的に再認識されてきたとのことです。

以前、「グローカル」という造語(「ローカル」と「グローバル」)がビジネス界を中心に流行しました。地方が直接世界に影響を持てるという意味で、この森林資源の話は、まさにグローカルな時代を象徴するものだと思います。

単にお金を投資して、それをどう防衛し、どう増やすのかという関心だけでなく、実はチャイナマネーをお手本にして、我々日本人が学ばなければならないのは、こうした世界的視野で、自分たちの持っているものをどう活かすかを捉える感覚なのかもしれません。

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