華僑・中国人投資ノウハウ「チャイナマネーを追え!」【第4章】:第14回

第4章:チャイナマネーが次に狙う先はここだ!

第14回

■自分で調べ、現地を見る

投資する国や地域を決め、立地条件なども調べたら、具体的な物件選びとなります。実際のところ、物件情報に関しては、現地や日本にオフィスのあるエージェントを通して紹介してもらうのが一般的です。

その際、気をつけなければいけないことは、基本的に「掘り出し物」はないということです。特に、情報の透明性の高い国や地域、すなわち先進国への不動産投資の場合、過去の取引がすべて登録されているので、今さら掘り出し物が出てくることは、まずありません。

また、海外不動産の場合、条件のいい物件は、まずその国や地域の人びとに優先的に提供されますから、外国人の投資物件として出回ってくるものは、その次のレベルのものだと思ったほうがいいでしょう。むしろ、「頭金が少なくてもいい」とか「利回りが高い」といった、きれいな条件がそろっている物件は、あやしいと思ったほうがいいかもしれません。売れないからきれいな条件を並べたてる必要があるのです。

特に気をつけなければならないのは、「利回り保証プログラムつき」の物件です。利回りを保証するということは、逆に考えると、販売価格にはじめから保証する利回り分を上乗せして価格設定をしている可能性があるということです。このような物件は、利回りを保証しなければ売れないような物件なのです。「利回り保証」という商品が好きな安全性第一の日本人にとっては、非常に聞こえがよいですが、なぜ利回りを保証しなければならないのかを考えれば、裏の意図はわかるはずです。

そして、投資しようと考える物件の過去の取引レコードを調べて、日本人だけでなく、現地の人や華僑や華人を含む中国人も買っている物件かどうかを確認することも忘れないでチェックしたいところです。

おおよそ投資しようとする物件を絞ることができたら、今度は、できるだけ自分の目で物件を確認するよう心がけましょう。

現地に友人や知人がいる場合、その人の意見を聞いてみたり、現地での評判や噂もチェックしましょう。今は、インターネット上に情報がたくさんあり、グーグルマップでロケーションを確認することも可能です。あらかじめ情報を入手し、価格相場などを知っておけば、現地に出かけたときに、確認がスムーズにできるでしょう。

現地を自分の目で確かめるにあたり、エージェントが主催する投資セミナーやツアーに参加するのは有効な方法の1つでしょう。効率よく物件を見学できますし、エージェントの良し悪しも自分の目と耳で確認できるからです。

同じ物件を買ったことがある人をエージェントから紹介してもらって、その人から直接話を聞くことができるならば、いい情報が得られるでしょう。

エージェントから与えられた資料だけで十分と思わず、最後まで自分で調べてみることが大事です。また、エージェントに来ている顧客を観察することも忘れずに行ってください。いったいどのような顧客を持つエージェントなのかを判別できます。また、不動産の販売センターに来ている人を見ているだけでも、その対象不動産に、どのような人が関心を寄せているかが判断できます。

そして何より、自分の資産は自分の責任で投資する姿勢が最も重要でしょう。投資するのは自分の大切なお金なのですから。

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