資産運用のテクニック(第1限)

講座C:信用取引を活用しよう


(2008/04/25)

信用取引というと、リスクが高いとか膨大な損を出しそうだとか、果ては根こそぎお金を無くしてしまいそうだといった恐怖感から敬遠している方が多いようですね。

膨大な損を出しそうというのは、信用保証金に対して約3倍まで投資することができ(これを、レバレッジを効かすという)、儲かる時は3倍儲かるが損をする時は3倍損をするというように、持ち金に対して過大な投資ができてしまうところから起きることなのです。これは信用取引のせいではなく、マネー・マネージメントの問題なのですよ。つまり、自己資金管理ができない故の損失拡大なのです。

しかし、こうした恐怖から投資家の武器を放棄してしまうのはいかがなものでしょうか。信用取引の最大の利点は「売り」から入れるということです。

現物買いしかできない投資法では、この15年の下げ相場の中ではなかなか儲けられなかったはずです。もちろん相場全体が下落基調にあっても上昇する株式もありますが、それを発掘するにはそれなりの努力が要ります。一般投資家にとってそれは至難の技でしょう。

単純なバイ・アンド・ホールドで報われる右肩上がりの上昇相場が期待できない現在、新しい視点を導入してはいかがでしょうか。

さて、信用取引を行う上での最大の注意点は、前述したようにマネー・マネジメントです。

いわゆる株をやっているとか信用でやっているといわれている投機家たちは、前述のレバレッジを効かして一気に儲けようとする人たちで、こうした取引を行っている人で長く相場に参加できている人は少ないのではないでしょうか。

これからの新しい投資家はマネー・マネージメントをきっちりやって堅実に収益を上げていくことをモットーに投資をしていきましょう。

多くの人は買いでも売りでも一方向にかけるような取引(ディレクショナル・トレードという)をする人がほとんどではないでしょうか。

中長期でのバイ・アンド・ホールド戦略を行う場合はいいのですが、短期で行った場合は非常にリスクが高い。その証拠に短期トレードを行っている人のほとんどが損をしています(今回の為替急落で、為替証拠金取引をしている人の多くが市場から去ったと推測されます)。

なぜなら短期ではその時の材料や需給でアゲインスト(不利)な方へ動くことがあり、損切りをせざるを得ない状況に追い込まれることが多いからです。多くの人は、塩漬けといって短期で取引したにも拘わらず長期投資言い訳してそのまま長期間持ってしまうということも多い。これでは資金効率が悪くなり、投資収益率を上げることはできません。

では、どういう投資法があるかを次回に述べることにします。

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